🌸💐🌻ミッドサマー感想🌷🌼🌸
ミッドサマー観てきました~~~!!!
今週も部活~😎
— うりん (@urin00) 2020年3月1日
まるおさんとミッドサマーキメてくるぜ🌺🌼🌻🌹🌻💐 pic.twitter.com/pouufqteCt
ミッドサマーとはこれですよ
今日🌻#祝祭がはじまる🌸💐🌻🌷🌼🌸💥🌿🌷🌹🌼🌞🌱🌷🌹🌼🌞🌱🌷🌹🌿🌷🌹🌼 🥩 🌞🌱🌷🌹🌼🌞🌱🌷🌹🌼ようこそ、静かで雄大なホルガへ🌞🌱🌷🌸https://t.co/RH1oEyE6Ff🌼🌞🌱🌸🌹🌻🌷🌼🌸💥🌼🌞🌱🌷🌸🌼🌞🌱🌷🌹🌼🔥🌞🌱🌸🌼🌞🌱🌷🌹🌼🌞🌱ハッピー #ミッドサマー 🔥🗡️💐🌻🌷🌼💐🌻🌞🌱🌷🌹🌿🌷🌹🌼 pic.twitter.com/oJC0vhB1R2
— 全国公開中『ミッドサマー』公式🌻💐☀️ (@midsommarjp) 2020年2月20日
一言で感想を表すと…
最ッッッ高にCOOOOOLだぜ!!!!!!!!
(CV石田彰)
これに尽きますよ。
もう途中からわくわくしてきてしまって、鼻息フンスフンスしていた模様(隣にいたまるおさん談)
楽しすぎる。考察というか色々とにかく楽しかったです。
思ったよりグロくなかったなあという印象。
※私はグロ耐性EXなので個人的感想
終わった後、まるおさんとかげろーさん(退避していた)に持論を熱く語ってしまいましたね。
その時話した考えを覚えてる限りメモして思い出しながら書いていく。
では以下考察と感想と所感だよ。クソ長くなってしまった。
全編ネタバレ前提で話します。
モラルや倫理観はないですよ。
ちなみにパンフレットが完売で名前やら固有名詞がわからないので、その辺はご容赦を。
名前がわからないのでここではこう呼びますね↓
まずダニー(主人公)、メンヘラ
ダニーの彼氏、人類学者くん、ピーくん(小便奴)、ペレ
まず最初、ダニーのメンヘラ状態とそれにうんざりしてるグループの面々。
- 顔と円環思想について
祝祭イベントの最初に崖から飛び降り自死する高齢者の2人。
村の年齢層からいって若年層多いな~とか、その前のシチュエーションでお察しでしたが、頭からがっつり行くのはかなり良かったです。
おばあちゃんの方は頭からパッカーンといって、おじいちゃんは足から落ちたんでおや?とは思ったんですよ。
痛がってる~かわいそう~。いい造形してました。
他の村人から大ブーイング、からのしょうがね~な、って感じで、
大槌でおじいちゃんの「顔」をパッカーンとしましたね。
それを見て、この村の「顔」の役割って何だろう?と考えてたんですけど、途中でわかってきました。
ホルガの死生観は生と死は輪になって繋がっている(BGM:サンホラ)、円環構造、輪廻転生なんですね!(興奮)
たしかスウェーデン、北欧はケルトの宗教ドルイド教の文化がありましたよね。
大学の時、アイルランドですがその辺の宗教観などなどをオカルトと芸術な面から考える講義を取ったことがあったので、ふんわりした知識なんですけどもね。
キリスト教が布教される前、アイルランドの土着宗教(ドルイド教)はもともと円環が常にテーマだったんだそうで。
それこそ死と生は輪になって繋がっている、という感じで。
その土着宗教の円環思想とキリスト教が合体して、ケルト十字の形になった、らしい。
ホルガの十字(十字に○二つ)はこれのアレンジモチーフなんだろうなと思う。
ちなみにミリしらでホルガ十字(仮)を見たとき
「あの○2つで絶対首吊る!!!」
と確信してたんですけどありませんでした。
な~んだ。
レジュメ取ってあるけど読み返すのめんどくさいのでソースはないですよ。
某オカルト芸術方面の大先生の授業受けてください(丸投げ)
外界の人間は激怒混乱が数人、彼氏は動揺するも「文化」として受け入れないとと理解の努力をする、そしてダニーは静観、と。
激怒混乱の人たちへの説明がとても大切な価値観の解説でしたね。
ホルガの人たちの命は循環しているということ。
つまり循環の1回転のタイミングが72歳であり、その時自死することで、
その人が持っているいわゆる名前(顔)付きの「魂」を、
無名の「魂」として真っ白な状態にするために、顔を潰す必要があったんじゃないでしょうかね。
その後、ラストの三角テント丸焼きの時に運ばれてくるヒトの皮人形たちも、
熊の皮を被った彼氏も、「顔」はしっかり出ていましたよね。
ホルガは顔がその人間の表札的なもんなんですかね!
ところで熊が悪の象徴として扱われてるのは何故なんでしょう。
狩猟文化から、といわれればその通りかもなんですが、ケルト的に何かあるんですかね?
あと、この90年ぶりの祝祭は白夜が9日間(だっけ)続く日であること、
白夜は太陽が沈まない日、太陽は「生」の象徴といえそう。
つまり「生」の祝祭習慣。
生の日とは人生の1回転が終わる人間が死んで、
その名前と魂が次の生に受け継がれる日、次の生がスタートする日、と解釈できてしまいますねえ!
先祖の墓が樹、散骨
- 個と共同体について
ペレの出身は小規模なコミューンなんだ~って、コミューンって単語久々に聞いたわ。
なんだったかな~と5秒くらい思考停止した。
個は全、共有する感覚
痛み、悲しみ、興奮の共有。
72歳で自死することでその後の老衰、病気からの「個」としての死を免れる。
共同体に見守られ、その一部として死ぬことができることは喜びである。
そして共同体の中で、また生まれてくることができる。
私はこの話を、共同体と個の話だと捉えてます。
共同体の怖さ
受容できないものから排除される
外界の人間は激怒混乱が数人、彼氏は動揺するも「文化」として受け入れないとと理解の努力をする、そしてダニーは静観
生きて焼かれた人は共同体に洗脳されても痛みは個である
シャブで個の思想、考えることをやめさせる
- ペレの思惑
ペレは純粋にダニーを幸せにしてあげたかったんじゃないかなあ。
ダニーはコミュニティから排除されてしまった「個」であるから
それを救ってあげたい
生け贄として学友を地元に呼ぶとか相当ヤベェ~とは思うけど。
これは憶測なんですけど、ダニーがメンヘラだから大麻に耐えられたダンスで生き残れた?
結果的にダニーはHAPPY ENDですもん。これはダニーの救済ストーリーだ。
- ダニーの愛憎
ダニーはメイクイーンになったことで結果的にコミューンの一員、ホルガの共同体に同化することができました。
でも最後、ダニーは彼氏を生け贄に選ぶ選択をします。
それは彼氏への愛情と常々感じていた不信感、愛憎は表裏一体ですね。
そんでさっき見ちゃった種付け現場で爆発ですよ。
ダニーはホルガの「全」となったけれども、最後に「個」の感情を表出させてるのかなあ。
三角寺院が燃えていくのを見て、ダニーは泣いて、崩れ落ちるけど、
満面の笑みに変わっていく。
そこが爽快感
最後喜びのカタルシス
- 小ネタ的なの
カップルの片方がやられましたね。
吊されて肋骨が露出しつつも肺が動いていましたが、私はこ、これか~~~~!!!と感動していました。
「血のワシ」。北欧で読まれたスカルド詩に語られる儀式的な処刑法です。うつ伏せに寝かせ、刃物で肋骨を脊椎から切り離し、生きたまま肺を体外に引きずり出して翼のように広げます。スカンジナビア半島ではキリスト教化以前生贄の儀式が行われました。書肆ゲンシシャでは処刑の歴史書を扱っています。 pic.twitter.com/eGRhzfENil
— 書肆ゲンシシャ/幻視者の集い (@Book_Genshisha) 2020年2月28日
ゲンシシャさんのツイートで勉強してましたので!あの状況がよくわかりました!
ありがとうゲンシシャさん大好き!!
男根としての十字
子種、近親相姦と外界の人間の血
4と5の数
タブーを犯すこと
障害者が無垢であること
この話はグロでもないしホラーでもないですね!!!
宇宙人から見た人間の文化を見てうわ~って思ってるようなもん
現象なんですよね
どうでもいいですが、鑑賞前に飲んだチャイティーのスパイスの刺激が強すぎて、
映画スタート40分くらいのとこで1回退席してトイレGOしてしまった。
一生の不覚…。
いやまじで腹がやばかった。
まあ死の波動を躱しながら観るのはよくないと思ったので(集中できないし)
行って良かったです。トイレ。
ちなみに退席した5分は、ホルガ村に入る前に草原でピクニック~のとこでした。
あれやろ、内容はわ~いピクニックでシャブキメよ~★
目が覚めたら次の日でした★やろ(名推理)
ここでホルガ村ではシャブが日常的に使われてるっていう、この先の展開の説明だったんでしょうね。
とここまで書いて、まだなんか思いつくだろうな~と思って放置してたらアップするのを忘れていた。のでこれを書いたのは3月です。
もう何もひらめかないのであげちゃおっと。