映画すみっこぐらし感想
すみっコぐらし映画の感想なんだけど○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○優しい世界だと思った https://t.co/Zcq7hMAF94
— うりん (@urin00) 2019年11月24日
(ふせったーにあげた感想をこっちにもログとしてあげとく作戦です。)
(内容はふせったーとほぼ同じ、勢い文すぎなので手直し程度、です)
すみっコぐらし映画の感想なんだけど[子供に、物事はなんでもハッピーエンドで大団円!にはならない、現実の壁を見せてくれる]優しい世界だと思った
生きていくにはどうしようもないことがある…。
でもそれをすみっコたちは受容して、理解して、成長したんだなって思うよ、
だから私はかなりポジティブにこの話を捉えられている。
たしかにね、
ひよこにノイズが走った時はキターーーー!!!!って全闇のオタク私がスタンディングオベーションしたよ。
最高の演出。
好き。
ひよこの正体が分かったときのあぁ……って感じのやるせなさとか、
なかまじゃなかった、
何者でもなかった自分のことがわかって水に沈んでいくのは本当に泣いた。
みんなと外行けるのかな?!って希望を抱いた後の、弾かれてしまった自分たち絵本世界の存在…
通れない壁があるってわかってしまった時の絶望ったらないよ…
《ラクガキ》というね、きつねやらおにやらの他の絵本の登場人物と違って、
ひよこには役割がないのよね。
絵本内物語世界でもない、
現実世界でもない、
世界の外側にいる自分を理解したときのひよこのことを考えると……おれは…おれは……
白いページの世界にいる役割のない存在
名無しの自分のさみしさが爆発した結果招いてしまった外からの存在、
それらの干渉が、自分の理解(じぶんさがし)につながって、
ひよこはラクガキのひよこであること
ちゃんと自分の行いにケリをつけてるんだよ、ひよこ
どうにもならないことってある
自分の存在、役割を理解してしまった
その世界の理不尽さ、不条理さを受け入れなければならない2匹だけれど。
これは自分のみにも起きることよね。
それの共感、つらさ、さみしさ、悲しさを感じるわ。
余談だけども、
レポツイにあったまるで奈須きのこはちょ~っと言い過ぎかなって思った。
一応ね、救いはあるから…。
(奈須きのこよく知らないけど)
それぞれの世界で生きることを受け入れること、
生きる世界が今後交わることはないけれど、自分たちができることを精いっぱいやるんだよね。
ラクガキを増やして、新しいなかまを受け入れて、白い世界だったあのページに役割を与えた
そこがやさしい世界、すみっコぐらしの世界なんだよ…よかった子供向けで……。
更に余談だが、本当にここが地獄だったら…って話だと、
ノイズが走ってたひよこですが、
最後にひよこがワープホールを広げたとき、自我の力(的ななにか)が燃え尽きてなにも感じないただの《ラクガキ》に戻ってしまう。
もしくはねこ他が絵本の世界に干渉して、
絵本内のそれぞれの世界を繋げてしまって、
そんで外に出るための塔を作るために更に絵本世界を混ぜてしまったから、
絵本世界の崩壊につながってしまい
すみっコたちが外に出た瞬間振り向いたら本がビリビリに破れてしまっていた。
…………………っていうオチになりそうで、
いやそうならなくて本当によかった…よかった…(妄想で辛くなる)
いやほんと観てくれ~~~!!!!!!!!
アマプラにもあるから~~~!!!!!!!!